富裕層の定義、人数
富裕層の数(野村総合研究所)
まずは、有名な野村総合研究所の定義。
日本の富裕層は122万世帯、純金融資産総額は272兆円 | 野村総合研究所(NRI)
純金融資産なので、土地、建物、貴金属などの実物を含まないのがポイント。
全世帯のうち、2.16%の世帯が富裕層(もしくは超富裕層)
富裕層の数(ワールド・ウェルス・レポート)
RBCウェルス・マネジメントなどが2015年に発表した世界の富裕層数ランキングである。
主な居住用不動産、収集品、消費財、および耐久消費財を除き、100万ドル以上の投資可能資産を所有する世帯を富裕層と定義している。
順位 | 国 | 人口 |
---|---|---|
1 | アメリカ | 4,351,000 |
2 | 日本 | 2,452,000 |
3 | ドイツ | 1,141,000 |
4 | 中国 | 890,000 |
日本の総人口は127,094,745人(国勢調査2015年) なので、1.93%の人が富裕層。
昔100人に1人が億万長者と聞いたような気がするけど、現状は50人に1人。思った以上に多いなー
富裕層の年齢構成
「普通の年収」の人こそ、富裕層の本流 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
56歳以上が、全体の80%を占める。 富裕層のほとんどが老人と言える。
富裕層はどこに住んでいるのか
直接富裕層が住んでいる地域というデータではないけど、世帯年収1000万円以上の人の割合が多い地域は「世帯の年間収入マップ」でわかる。
世帯年収1000万以上の人の割合が多い(全世帯の10%以上) 地域を、赤で表示したのが上の図。
関西だったら、兵庫芦屋、奈良広陵町なので、お金持ちが住んでいそうな地域と一致する。
ちなみに東京都港区は26%の世帯が年収1000万円以上だって。スゴい。